「コーヒーの2050年問題」が前倒しでやってきている！コーヒー相場高騰の背景
おはようございます！
コーヒーの先物取引の
高騰がものすごいです。
47年ぶりの高値ということで
私がコーヒーマンとして仕事をしていて
こんな相場は見たことがありません。
コーヒーの先物取引は
ブラジルの不作の情報が入ると高騰して
ブラジルの豊作の情報は入ると下落します。
世界のコーヒーの生産者は
ブラジルの生産量に準じて
相場が上下して
生活が不安定になる歴史を歩んできました。
2001年10月には
「コーヒー危機」と言われる
大暴落した出来事あって
１ポンド50セントを切るところまで
下落しました。
これによって
コーヒー生産者がコーヒーを作っても
赤字になる状態になって
コーヒー栽培をやめて転作したり
放置するような状態になりました。
それでは将来美味しいコーヒーが飲めなくなる
という考え方から
「フェアトレード」とか
「サステイナブル（持続可能な）」コーヒーなどが
注目されるようになりました。
そして
コロナ明けから
コーヒーの需要は高まっているのに
気候変動によって
コーヒーの収穫量が減っていて
需要とバランスが変わってきました。
最近はこのような状況で
高値が続いていますが
昨日はさらに高騰してきました。
ブラジルの干ばつが原因で
投機が動いているようです。
この数年、
本当にコーヒー生豆の仕入れ値が
どんどん高騰しています。
「コーヒーの2050年問題」
と言われいますが
すでに「2024年問題」が発生していることを
実感しています。
サーカスコーヒー としては
いろいろな工夫とお客様に協力で
ブレンドの価格を据え置いてきました。
今の仕入れ値でも
厳しい状態ですが
このように相場の高騰が続くと
次の年度の価格がさらに高騰します。
本当に厳しいです。
2025年はいよいよ
価格改定をさせていただかないと
いけない状態になっています。
その時は
ご理解の方よろしくお願いいたします。
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