「一福堂」から「サーカスコーヒー」へ。ご縁を感じる建物
おはようございます。
5月6日（土）です。
いよいよお休みも残りわずか。
このGWはゆっくりさせていただいています。
お休みのお店を
客観的に見てみると
自分のお店ながら
「素敵な建物だな〜」っと感じます。
築100年近くのしっかりとした
存在感のある建物。
私たちが引き継がせてもらって
10年以上経ちました。
この建物は
以前は「一福堂」という
お茶の販売店でした。
私の生まれ育った実家の並びにありました。
私は小学校中学校とその前を
通って通学していました。
私が小さい頃から
古い建物でした。
2011年ごろのオープン前の写真です。
文さんのお友達からいただきました。
貴重な写真ありがと！
ちょうど交差点の角地にあり
当時からランドマーク的な建物でした。
ちょうど末っ子くんが文さんのお腹にいるころ
彼女だけ実家に来ていた時に
たまたま散歩していたら
その一福堂が売家になっていました。
文さんから連絡があって
とっても雰囲気のある建物が
売りになってるから見るだけみてみない？
っと連絡がありました。
たまたま、
西宮で中古住宅も見ていて
長女が小学校に上がる前に
西宮で腰を据えてやっていくか
京都に帰るかを決めようと考えていたころでした。
間取を見るとちょっと
狭そうだったので
ダメ元で内覧させてもらったら
案外５人で住めそうな感じでした。
文さんにとっても
憧れの京町屋。
私にっては
私が幼い頃、過ごしていた
古い町屋の実家を感じる懐かしい感じ。
実家にも近いということもあり
購入することにしました。
当時、末っ子くんの出産を控えていたので
先方さんには
出産が終わるまで待ってもらいました。
そして
無事出産が終わり
正式に契約することになりました。
特に物件を探していたわけでもないですし
本当にたまたまの出会いでした。
今考えても
ことが動き出すときの
「縁」
を感じる不思議な出来ことでした。
あたかも
今の形を目指してやってきたように
感じる方もおられると思いますが
これまでの人生は
たまたま
の出会いとタイミングが重なって
綱渡り状態でなんとか辿り着いただけのことです。
10代のころから考えて
まさか自分が一福堂でコーヒー屋やっているなんて
想像もつきません。
ふと不思議に感じます。
「お茶屋さん」から
コーヒー屋さんへ
「一福堂」の当時から
人にお茶で「いっぷく」を提供していたお店から
コーヒーで「いっぷく」を提供しています。
先人から引き継いだ建物。
大切に使わせていただきたいと思います。
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