プロフィール２ 渡邉良則編 愛媛県宇和島からインドネシアへそして帰国
こんばんは。
朝ドラは
毎朝、涙腺爆発です。
戦争はあってはならないですね。
さてさて
コーヒー屋さんへの道第２章です。
涙腺爆発するでしょうか？笑
大学の就活は
ほんとしんどかったです。
今振り返っても
一番しんどかったかもしれません。
なかなか思っていたところには
内定をもらえず、
教育実習中にあった
旅行会社の最終面接では
ボロカス言われました笑
そんな中
これしかない！
逆にこれしか残っていない！
という中で真珠養殖会社に
就職ができました。
そして
ヘナチョコ新入社員が
真珠養殖の技術で
世界を渡り歩くという
淡い甘い野望笑を胸に
今まで全く経験のない世界に飛び込みます。
愛媛県の宇和島の寮は
会社の船着場のすぐ横でした。
窓をあければさざなみがの音が
聞こえてくるような場所でした。
宇和島の方々は
本当に良い方ばかりで
海のないところで育った
ヘナチョコ新入社員を
温かく育ててくださいました。
もちろん失敗ばかりで
ご迷惑をかけっぱなしでした・・・
毎晩、
寮に飲みにこられる先輩がおられて
酒盛りが大変でした笑
休日も
色々と宇和島のある南予地域を中心に
遊びに連れ行ってくださいました。
「ガイヤ商店街」最高です笑
なんとか
1年間の修行を終えて
いよいよインドネシアに
出発することになりました。
観光で知ることのできる世界と
仕事で滞在する世界では
自分で経験して感じることが
違うと思っていました。
ですので
仕事として
海外に住みたいと
思っていました。
実際
インドネシアに到着した時は
ちょうど
スハルト長期政権が崩壊して
インドネシアの激動のタイミングでした。
首都ジャカルタに到着してすぐ
ホテルで避難となりました。
ホテルの窓から
トラックにたくさんの人が乗って
大声で何か言いながら
走る回る姿を見て
「やばいところに来た・・・」
っと正直泣きそうになりました・・・
インドネシア語も全くわからないですし
英語もわからない・・・
「大丈夫か？俺！」
って
島に到着する前に
ホームシックになりました。
数日後
無事に？
ジャカルタから滞在先の
ティモール島クパンという街に
たどり着きました。
当時
日本人スタッフも10名近く
おられました。
それこそ
憧れていた技術一本で
真珠業界を渡り歩いておられるような方も
おられました。
本当に
圧倒的な人間力の強さと覚悟に
自分の小ささを実感しました。
現地について
翌日から
インドネシア語も全くわからない中
現地の人だけの船に乗せられて
仕事を与えられて
辞書を片手のインドネシアでの生活が
始まりました。
初めは日々ホームシックでしたが
いろいろ可愛がっていただき
（いろんな意味で笑）
徐々に生活に、
仕事に慣れていきました。
日本にいるときは
想像していた発展途上国の生活は
なんとなく
貧しく「不幸」な生活をされていると
思っていました。
でも
実際に住んでみると
日本に比べたらもちろん
古いボロ車で家も頑丈ではないような
家で生活されていましたが
生活されている現地の方は
「不幸」とは感じませんでした。
むしろ
自然の中で
裸足で岩ゴツゴツの広場で
日暮れまでサッカーしている子供たちを見ていると
日本で「受験戦争」を戦っている子供たちの方が
「不幸」だと感じました。
ただ、
日本人の会社であったのもありますが
JAPNから来た「何もできない若者」の私にも
「ボス」
（ビックボスとは呼ばれませんでした笑）
と
５０才ぐらいの現地のリーダーですら呼んで
何もできないペーペーの新入社員を
上司として一応対応してくれました。
とっても
違和感を感じました。
もう30年近く前のことなので
今では
インドネシアも経済発展して
日本人だからと言って
「ボス」ではないとは思いますが。
デング熱になったり
東ティモールの紛争があったり
他にも色々と
公には書けないことも
たくさんありました。
書き出すと
キリがないので
知りたい方は
私を食事に誘ってください笑
良い経験をすることができたのですが
一生インドネシアでは
生活できない感じました。
２年間は頑張ったのですが
腕一本で世界を渡り歩く夢をあきらめて
退職し、帰国しました。
簡単にいうと
ホームシックになって
帰ってきました笑
続く。
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