5月は「国際フェアトレード月間」！身近に感じることができるブログ
おはようございます。
今日は5月10日（水）です！
5月は
「世界フェアトレード月間」
です。
その中でも
毎年5月の第２土曜日は
世界中でフェアトレードをアピール日だそうです。
結構忘れがちですが
「母の日」と同じ日なので
そうやって覚えておいてください！
ここ数年
「SDGs」という言葉が広まって来たので
「フェアトレード」という言葉も
知られるようになったのかな？
珈琲業界は元々は
「フェアトレード」と
真逆の業界でした？
業界です？
コーヒー生産地の世界への広がりは
「植民地支配」という歴史と共に歩んできたと言えます。
発展途上国での安い生産コストで
先進国が莫大な利益を得るシステムになっていました。
大きなきっかけとして
2000年前後の
「コーヒー危機」
です。
コーヒーの先物相場が大暴落して
安い生産コストでさえ
コスト割れするぐらいのコーヒー価格が下がりました。
その結果、
珈琲生産者は珈琲栽培をやめて
農地を放棄したり
転作したり
また最悪の場合、
すぐにお金になる薬物の原料になるような農作物に転作するようになりました。
そんな状態では
将来美味しいコーヒーが飲めなくなるということで
生産者の安心して生活できる価格で買取を行う
「フェアトレード」という取引が注目されるようになりました。
ひと昔前なら
「フェアトレード」といえば
遠い国話で、「意識高い系」に人の話だと
思われているところもありました。
でも
今は、日本国内でも
安すぎる商品は
働く人の賃金が安く叩かれて
「アンフェアトレード」な取引の中で
生産し続けて来ました。
その中で
国際競争力を失ってきたと感じます。
他人事ではないです。
正当なコストを払って
作る人、売る人、買う人が
続けて取引していけることが
大切なことです。
それは
コーヒー生産者も
伝統工芸の技術者も
最先端科学の技術者も同じです。
この5月のフェアトレード月間は
自分達の働き方や
買っている商品がどうやって
作れているかを考えてみる月間にしてみませんか？
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