日本のコーヒー市場が危ない！まずは、販売側の意識改革を！
おはようございます。
今日は8月9日（水）です。
コーヒーの原価について
色々と誤解されていて
情報の選び方、表現のしかたで
誤解を招く気がします。
昨日のブログでも
喫茶店の倒産の記事の中で
「国内で多く流通している
アラビカ種の1kg300円で推移していました。」
と書いてありました。
「アラビカ種」の意味わかってますか？
１kg300円？？？
100g30円？？？
あほな？
流石に
コーヒーのメーカーで
働いていた自分の経験からしても
極端に安いコーヒーです。
それが２倍になったとて
元々安すぎるし、
しょうがないと思います。
ただ
あながち全体でいうと
現実なのかもしれません。
スーパーに並んでいる安いコーヒーの
裏表示の生豆生産国名を見てみてください。
ほとんどのアイテムに「ベトナム」が記載されています。
大量生産されたベトナム産のロブスタ種が多く
流通していることがわかります。
そんなコーヒーが
「国内で多く流通」しているから
日本のコーヒー市場は
世界に軽くみられています。
以前、
インドネシアの珈琲産地に行った時に
サーカスコーヒー でも人気の
「ロングベリー」という品種ですが
日本の入荷量は当時3割ほどがしか
割り当てられていないということでした。
高級品種の多くが
アメリカ市場に流れていくということでした。
その時に
「日本のコーヒー市場」って
相手にされていない現実を知りました。
それは
それまでの経緯で
「とにかく安い」を選んできた
日本のコーヒー市場の結果でもあります。
「コーヒー＝安い飲み物」
安すぎるコーヒーは誰もハッピーになりません。
「コーヒー＝価値のある飲み物」
という形で
「コーヒーの価値を高めること」
がコーヒーに関わるものとして
大切だと考えています。
ただ高く値付けすればいいというものではなく
「適正な価格」
での販売をしていかない。
今日も
しっかり
コーヒーの価値を高めていきたいと思います。
そしてみんながハッピーになるコーヒーを
広めていきたいです！
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