世界情勢からコーヒー先物相場の動きを考える
おはようございます！
世界で不安な情勢が続いています。
コーヒーは
国際的な商材なので
世界の社会情勢に大きな影響を受けます。
そして
コーヒーの取引価格も影響を受けます。
コーヒーの取引で大きく2つに分かれます。
コーヒー先物取引で価格が決まる
「コマーシャルコーヒー」
と品質に対する評価によって価格が決まる
「スペシャルティコーヒー」
です。
コマーシャルコーヒーとは
大量消費さえるようなコーヒーや
インスタント、缶コーヒー、安いコーヒーのです。
商品の価格は
基本的に「需要と供給」のバランスで決まります。
しかし
コマーシャルコーヒーは
先物取引によって決まります。
投機家が儲かると思ったら
高い値段がつきます。
最近まで
コロナ禍後の需要増予想、
世界のコーヒーの在庫薄などが原因で
価格が上がり続けていました。
しかし
紛争が始まると
投機対象が「金」や「原油」が注目されて
コーヒー先物取引価格は
上げ止まりしてきました。
これからまだまだ
国際情勢が不透明でどうなるか
わかりません。
ただ、
コンテナ不足問題、
原油高による輸送コスト増、
コロナ禍による人不足、
日本だと為替の変動による
コスト増が大きくなっています。
大手メーカーは
コマーシャルコーヒーの割合が高く
相場による原価増があり
早々に値上げをしていました。
コマーシャルコーヒーの価格の評価には
「味わい」の評価はありません。
ですので
コマーシャルコーヒー生産者は
いかに効率良くたくさん収穫するかを
求めて努力されます。
大量消費大量生産のサイクルになってしまいます。
「スペシャルティコーヒー」
は品質に対する価格で取引されます。
コーヒー生産者が「いいコーヒー」を生産する努力が
自分達の収入に還元されます。
コマーシャルコーヒーの市場は
とても大きいです。ですので
関わるコーヒー生産者も多く影響力も大きいです。
重要な商材だと思います。
ただ、
私は、
丁寧に努力して栽培されたコーヒーを
扱うことで、
「努力が報われる循環」が広まって欲しいです。
サーカスコーヒーで販売しているコーヒーは
スーパーや量販店で販売されているコーヒーと比べると
価格は高いです。
でも「価格が高い理由」があります。
それをわかってもらうと
価値ある価格だと納得してもらえるはずです。
中小の珈琲屋さんも
値上げしていくお店が増えてきました。
サーカスコーヒー でも
原価の高騰してきています。
ただ
もう少し踏ん張ってみようと思っています。
値上げするときは
本当にやばいときです。
その時は
是非ご理解ください！
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